朝シャワーより朝風呂のほうが体臭対策になる?
体臭の原因は一つではなくいくつかありますので、単純に汗を流せば臭いが消えるというものでもありません。
朝シャワーを浴びれば、確かに肌の表面が清潔になって、体臭の原因となる雑菌が洗い流せるので臭いを抑えることにはなりますが、特に夏場など汗を多くかくような時期ですと、日中にまた雑菌が繁殖してきて臭いが気になってくるというようになってしまいます。
そのためこまめに汗を拭くことで臭いを完全に消すことはできないけど、抑制することには繋がります。
一方体調も臭いの原因の一つになります。疲れが溜まっている時に体臭がいつもよりきついと感じることはありませんか?
疲れが溜まってくると体の中の乳酸がだんだんと溜まってきます。運動した時にも乳酸が溜まるので、ストレッチングをして筋肉に溜まった乳酸を散らすと疲れや筋肉痛対策にもなることは知られていますが、体も同様です。そして乳酸が溜まってくると、アンモニアを含む汗が出るようになるために、いつもより体臭がきつくなるわけです。
朝シャワーよりも朝風呂に浸かってゆっくりとしたほうが、疲れが取れるため乳酸も抜けやすくなり、体臭対策にもなります。
朝はそんなゆっくりとお風呂に浸かっている時間がないという方も多いでしょう。この場合には乳酸を抑えることを目的にしているので朝にこだわることなく、寧ろ時間に余裕がある夜や寝る前にゆっくりと浸かるほうが良いでしょう。